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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (5)

  • 河北新報 東北のニュース/震災ごみ「100年分」 石巻市処分場パンク必至

    震災ごみ「100年分」 石巻市処分場パンク必至 災害ごみが山になった仮置き場=10日、石巻市南境 東日大震災で発生した宮城県石巻市の災害ごみは、同市の年間処理量の約100年分に上る見通しになっている。撤去を請け負う業者が足りず、処理の長期化は必至。市は県外の自治体に、ごみの引き取りなどに支援を求める方針だ。  宮城県は、震災で発生した石巻市の廃棄物(船舶、自動車除く)を約538万トンと推計。同市が2009年度に処理した総量5万8300トンの約100倍の規模だ。  石巻市の試算では、トラックと重機、作業員3人の50チームがフル稼働すると、3カ月ほどで片付くが、実際には20チームも集まっていない。  処分が進まないため、一部住民は自力で市総合運動公園など3カ所の仮置き場に搬入し始めた。市は一部をリサイクルに回した上で、最終処分場に捨てる方針だが、「処分場は確実にあふれる」と危惧する。  事態

  • 河北新報 東北のニュース/被災者、首相に涙の訴え 「目標示してほしかった」

    被災者、首相に涙の訴え 「目標示してほしかった」 被災地を訪れた菅首相(左から2人目)。右端は戸羽陸前高田市長=2日午前9時40分ごろ、陸前高田市の松原大橋付近 菅直人首相が2日、震災地視察に訪れた岩手県陸前高田市米崎小。約160人が避難する同校で、青い作業着姿の菅首相が被災者を見舞ったのは約20分間だった。被災者らは仮設住宅の早期建設や生活支援などを強く求めた。  中には涙ながらに訴える人も。「どこに家を建てたらいいか分からない」「(入居期限2年の)仮設住宅後の生活が不安」。住まいに関する要望が相次いだ。首相からは「仮設住宅は相当のスピードでやっている」「(住宅適地は)長い目で見ると高い所の方が安全だ」との説明を受けた。  震災発生から3週間以上たっての視察。首相に声を掛けられた主婦金野ミエ子さん(63)は「『頑張って』と言われただけ。国としての大きな目標を全員に伝えてほしかった」と厳し

  • 河北新報 東北のニュース/「何かしたかった」豚汁など振る舞う 不明長男捜す職員の友人ら

  • 河北新報 東北のニュース/がれき撤去に1年、3年めどに処理 宮城知事方針

    がれき撤去に1年、3年めどに処理 宮城知事方針 東日大震災により宮城県内で発生した大量のがれき処理をめぐり、村井嘉浩知事は28日、「被災地の早期復興を図るため1年以内に撤去し、おおむね3年以内をめどに処理する」との基方針を明らかにした。  宮城県庁で同日あった県災害対策部会議で述べた。県は、緊急車両の通行に支障を来している道路上のがれき処理を優先させる考え。  同日午後には、石巻市湊地区の県道石巻女川線で撤去作業に着手。石巻港の用地内にがれきの1次仮置き場を設け、運搬する。その後、県内の複数箇所に開設する大規模な2次仮置き場へ運び、リサイクルに回したり、最終処分場で処理したりする方針。  一方、廃棄物処理費用について内閣府の阿久津幸彦政務官は28日の県災害対策部会議で、国がほぼ100%負担する方針を表明した。  県によると、県内で発生したがれきの量は、少なくても1800万トンに上る

  • 河北新報 東北のニュース/国内最高38.2メートルの大津波の教訓生かす 大船渡・綾里白浜

    国内最高38.2メートルの大津波の教訓生かす 大船渡・綾里白浜 25メートル前後の津波が到達した大船渡市の綾里白浜地区。防潮堤が破壊され、陸地に飛ばされた 明治三陸大津波(1896年)で国内観測史上最高の38.2メートルの津波を記録した大船渡市綾里白浜。東日大震災でも25メートル前後の津波が押し寄せたとみられるが、地区住民のほとんどが過去の教訓を生かして高台に住み、被害を免れた。  綾里白浜が湾奥部にある綾里湾はV字形の湾。外洋に面した湾の入り口の幅は約4キロあるが、湾奥部は500メートルに狭まっている。津波が奥に入り込むにつれてエネルギーと水かさも凝縮されるため、津波が強大化する。  住民の話や流された漁具などの形跡から判断すると、震災での津波は海岸から水田を駆け上がった後、水田と約3メートル上にある県道との間ののり面にぶつかり、収まった。県道は標高30メートル前後を通っていることから

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