・ちょっと変わった「ストリートスナップ」のお仕事私は以前、ファッション企画会社でストリートスナップを分析する仕事をしていました。ストリートスナップというと原宿や渋谷などを歩くオシャレな若者、というイメージがあるかもしれませんが、私の対象は全く逆。ファッション感度(どれくらいファッションに興味があるのか)があまり高くない「普通の人」を多く顧客に持つ企業に向けた資料だったので、分析対象は「普通の人」。郊外のショッピングセンター周辺を歩く10代から70代まで幅広い年齢層、ファッション感度の人を毎月300人以上、7年間に渡って見続けてきました。イレギュラーな資料のための分析も含めると少なく見積もっても30,000人以上の「普通の人」の服を分析したことになります。 作業は地道です。ひとりひとりの画像を見ながら服の種類、カラー、素材などを入力していくのです。その結果をまとめ、そこからその月の特徴を洗い
![ベーシックな服だけを着ていればオシャレに見える。|山田耕史|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0fbeed0a5458eb3ea93aabee950a284a2de9cb40/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F4073931%2Frectangle_large_4c6439b417f96023576d039a2e8ef75d.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)