IEEE Internet Computingの2017年5・6月号に "Two Decades of Recommender Systems at Amazon.com" という記事が掲載された。 2003年に同誌に掲載されたレポート "Amazon.com Recommendations: Item-to-Item Collaborative Filtering" が Test of Time、つまり『時代が証明したで賞』を受賞したことをうけての特別記事らしい 1。 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という推薦で有名なAmazonが1998年にその土台となるアルゴリズムの特許を出願してから20年、彼らが 推薦アルゴリズムをどのような視点で改良してきたのか 今、どのような未来を想像するのか その一端を知ることができる記事だった。 アイテムベース協調フィルタリング 20年前も
Collaborative filtering analyzes user preferences for items (e.g., books, movies, restaurants, academic papers) by exploiting the similarity patterns across users. In implicit feedback settings, all the items, including the ones that a user did not consume, are taken into consideration. But this assumption does not accord with the common sense understanding that users have a limited scope and awar
分散処理フレームワークの Spark を使って、id:fits:20111123 で実施したような GitHub データの簡単なレコメンドを実施してみます。 Spark はインメモリーに分散データをキャッシュできる等の特徴があり、個人的に Scala のコレクション API 風に MapReduce 処理を実装できる点が気に入っています。 Spark 0.4 サンプルソースは http://github.com/fits/try_samples/tree/master/blog/20111215/ なお、入力データは id:fits:20111123 で使った CSV ファイル(以下のフォーマット)をそのまま使う事にします。 <ユーザーID>,<ユーザー名>,<リポジトリID>,<リポジトリ名>, 入力データ例(grails_watcher_watched.csv) ・・・ 261649,
Machine Learning Advent Calendarです。 普段はGunosyという会社で推薦システムを作ってます はじめに 推薦システムに関する最近の文献を読むと結構な割合で出てくるMatrix Factorizartion(MF)と呼ばれる手法があります。 ざっくり言うとこの手法は協調フィルタリングにおける次元削減を行うことでよりよい推薦を行おうという手法であり、 Netflix Prize(100万ドルの賞金が賭けられた推薦システムのコンテスト)で最も成果を上げたモデルの一つでもあります。 本記事ではこの手法を紹介していきます。 協調フィルタリング まず協調フィルタリングについておさらいしましょう。 あるサービスで3人のユーザが5つのアイテムに対して5段階評価をしたとき、その評価値を以下のようにベクトルで表すことができます。 \vec{user_{1}} = (4, 5,
Mahoutシリーズを最初から読む場合はこちらApache Mahoutで機械学習してみるべ - 都元ダイスケ IT-PRESS。 昨日分析したデータは、1番の人にお勧めなアイテムは104で、4.25点をつけるだろう、という予想でした。なぜこのような計算結果になったのか、なんとなく感覚をつかんでみよう。 入力に使ったCSVデータを、簡単にグラフ化してみたのがこれだ。 レコメンド対象となる1番の人は、青のグラフだ。この青のグラフのパターンに一番似ているのはどれだろう? 101〜103をぱっと見た感じ、紫(5)の人と似た傾斜だと感じると思う。また、赤(4)の人も分かりづらいけど結構似ている。102の評価は抜けているものの、101*1と103の評価は近い。 逆に、緑(2)の人とは正反対の好みを持っているようだ。グラフが逆行している。黄色(3)の人は…、あんまり関連性はなさそうだな。 というような
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く