昔から活字中毒で、たくさん本を読んできました。毎日欠かさず新聞も読んでいます。生命保険ベンチャーの社長になってからはかなり読書量が減りましたが、それでも週に5、6冊は読むのが習慣になっています。私が本を読む時は、作者の思考プロセスをたどりながらじっくり読みますので、読み返すこともあまりありません。そんな日々の読者の中から、ビジネスパーソンの「心の栄養」になるような本をこれから、月に1度、紹介していきたいと思います。 ビジネスに役に立つ本というのは、圧倒的に古典に多いと思います。ビジネス新書を10冊読むよりも、古典1冊を読んだ方がよほど役に立つに違いありません。そこで、1回目の今回のテーマは、「読書の秋にふさわしい古典3作品」です。いずれもそれほど難しくないし、長くもないので、手軽に取り組めるのではないかと思います。 1冊目は、『韓非子』です。岩波文庫から出ていまして、1巻から4巻までありま
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