セプテーニと野村不動産は6月5日、不動産/住宅業界に特化したインターネット広告を手がける合弁会社を、6月上旬に設立すると発表した。新会社ではインターネット広告のほか、中長期計画として不動産ポータルサイトの立ち上げを行う。 新会社の名称は「プライムクロス」。資本金は1億円で、出資比率は野村不動産が60%、セプテーニが40%。野村不動産は新会社に、物件の開発事業者や消費者の需要動向などの情報を提供する。セプテーニは、インターネットマーケティングのノウハウに関して協力する。 新会社は7月7日に営業を開始する予定。インターネット広告やポータルサイト運営に加え、不動産業界に特化した会員サービスの運営受託や、物件データベースの開発、広告の効果測定などのコンサルティング業務も手がけていくという。