熊本県南部の多良木町の養鶏場でニワトリが大量に死に、県が行った遺伝子検査で「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されていたことが分かり、熊本県は現場から3キロ以内の養鶏場に対してニワトリの移動を禁止するなど、ウイルスの拡大を防止する措置を取りました。 熊本県によりますと、県南部の多良木町の養鶏場で11日から12日にかけて飼育されていたニワトリ、およそ5万羽のうちおよそ270羽が死にました。 熊本県が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザの陽性反応が出たため、県が詳しい遺伝子検査を行ったところ、10羽中2羽から「H5」型という鳥インフルエンザウイルスが検出されたことが分かりました。 熊本県は蒲島知事も出席してきょう午前9時半から対策会議を開きました。 これを受けて、熊本県は、この養鶏場と同じ人が経営する相良村の養鶏場の合わせて2か所からそれぞれ半径3キロ以内の養鶏場に対して、ニワトリや