こうしたクライアントコンピュータの構成作業は、従来は「ログオンスクリプト」で自動化してきただろう。だが、同じ作業をグループポリシーの「基本設定」を用いることで実現することができる。ログオンスクリプトでも「基本設定」でも、上記作業を自動化できることには変わりないが、同じことが実現できるのであれば「基本設定」の利用を勧めたい。 その理由は、前回の「ログオンスクリプトをグループポリシーに置き換えるには?」でも紹介したように、ログオンスクリプトにはさまざまなテクノロジーが使われている可能性があったり、前任者が作成したスクリプトファイルを変更する際には内容の把握から始めなければならなかったりするからだ。 管理作業の工数を増やさないようにするためにも、グループポリシーの「基本設定」を活用して、「簡単に」「誰でも分かる」ようにシステム環境の自動化や標準化を進めた方が後々楽になるのである。 それでは、上記
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