米ヴイエムウェアは現在、クラウドサービスの管理用API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)である「VMware vCloud API」の開発を進めている。同社のスティーブン・グロス氏(写真)は「APIを公開する目的は、健全なエコシステムを作るため」と語る。同社のプロダクト戦略などを聞いた。(聞き手は中田 敦=日経コンピュータ) ヴイエムウェアは現在、インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)で利用する仮想マシンなどを管理するためのAPI、「vCloud API」の開発を進めています。状況を教えてください。 当社がAPIを公開するのは、力強く、健全なエコシステムを作るためです。VMwareブランドの各種ソフトがクラウドのプラットフォームとなり、vCloud APIという一つのAPIを使ってサードパーティーが、様々な製品を開発できるようになります。 当社では既に、仮想