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ブックマーク / xtech.nikkei.com (82)

  • アイドル時の消費電力を20%削減

    クラウドコンピューティングで重要になる省電力機能も大幅に強化された。既に、RHEL5.4から5.5の間で電力消費が20%減少していたが、RHEL6ではさらに20%減少しているという検証データが出ている(図8)。RHEL5.4とRHEL6を比較するとアイドル時の消費電力の1/3が削減可能だ。RHEL6で追加された省電力の仕組みとツールを解説しよう。 C2/C3/C6ステート対応に 電源管理の規格である「ACPI(Advanced Configuration and Power Interface」の中でも、CPUの消費電力状態を表現するものに 「Cステート」という仕組みがある。Cステートには、C0、C1、C2、C3、C6という5つの状態があり、C0が通常の稼働状態を表す(図9)。 RHELはこれまでC0/C1 ステートまでしか利用していなかったが、RHEL6では消費電力状態の中でも大きく電力

    アイドル時の消費電力を20%削減
  • 「Red Hat PaaS」は12月にベータ出荷、レッドハット幹部が明かす

    レッドハットは2010年10月14日、同社のクラウド戦略に関する説明会を開催し、Javaアプリケーションサーバー「JBoss」などをサービスとして利用できる「Red Hat PaaS」を構築するソフトのベータ版を、2010年12月までに出荷することなどを明らかにした。クラウドサービス事業者などと連携し、2011年にRed Hat PaaSを一般企業が利用できるようにする。 レッドハットのクラウド戦略は、クラウドサービス事業者などが、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)やPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)を提供するためのシステム基盤を提供するというもの。既にIaaS事業者に対しては、「Red Hat Enterprise Linux」が標準搭載する仮想マシンソフト「KVM」などを提供している。 PaaSを構築できるRed Hat PaaSに関しては、KVMのほ

    「Red Hat PaaS」は12月にベータ出荷、レッドハット幹部が明かす
    hrak2000
    hrak2000 2010/10/15
  • NTTデータがHadoopビジネスを拡大、米クラウデラと提携

    NTTデータは、オープンソースの分散バッチ処理ソフト「Hadoop」専業のベンチャー企業である米クラウデラと提携し、クラウデラの開発するHadoop関連製品を、日を含むアジア太平洋地域で販売する。2010年10月12日(米国時間)に米国ニューヨークで開催される「Hadoop World 2010」で、NTTデータの山田伸一常務が発表する。両社は共同で、Hadoopのサポートや研修サービスなども展開する。 Hadoopは、分散処理システムを構築するためのミドルウエア。グーグルがWeb検索エンジンのインデックスを作成するために独自開発した分散バッチ処理ソフト「MapReduce」と、分散ファイルシステムの「Google File System(GFS)」を基にして作られた。プログラマはHadoopを使うことで、データをノードに分散したり集約したりするネットワーク処理機構を、独自に開発する必要

    NTTデータがHadoopビジネスを拡大、米クラウデラと提携
  • クラウド時代の道標、「第1回クラウドランキング」を発表

    クラウド時代の道標、「第1回クラウドランキング」を発表 「ベストブランド」11社、「ベストサービス」18社20サービスを選出 日経コンピュータとITproは2010年9月28日、「第1回クラウドランキング」を発表した。クラウドコンピューティング関連の企業イメージとサービス品質を調べ、その結果をまとめたものである。クラウド関連企業としてのイメージに勝る企業11社を「ベストブランド」に、クラウドらしい特徴を備え現行システムからの移行も容易な18社20サービスを「ベストサービス」に選出した。 クラウドコンピューティング関連で企業イメージやサービス品質を格的に評価するのは、邦初の試み。今後のIT利活用の主流とも目されるクラウド分野で、ベンダーやサービス選びの道標となることを目指した。クラウド分野には新興企業から既成の大手IT企業まで参入が相次いでいる半面、どのベンダーが市場をリードするのかや、

    クラウド時代の道標、「第1回クラウドランキング」を発表
  • [ストレージ編」ストレージ共通プール化

    前回はプライベートクラウドにおいて、物理ストレージから仮想ストレージに変革することが重要だと説明しました。そこでの議論は個々のストレージ装置に関するものでしたが、ストレージ装置を個別に利用していると、業務処理量やストレージの保存効率に大きな差異が生じ、安定したサービスレベルの維持が困難で、ストレージの利用効率も低い状態となります。 一貫性のあるサービスレベルを維持し、ストレージの利用効率を最適化する手段として、「共通プール化」があります。共通プール化を行うことで、必要な時に必要なリソースを最適なサービスレベルとコストで使用することが可能になります。すなわち、プライベートクラウドを構築する上でも非常に有効な手法となります。 ここで言っている共通プール化は、複数ストレージ環境および時間と場所の制約を超えた環境でのプール化を指しています(図1)。こうすることにより、リソース利用効率の追求・コスト

    [ストレージ編」ストレージ共通プール化
  • プライベートクラウドの作り方

    「クラウドコンピューティング」は、いつしか「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」という2種類の言葉が使い分けられるようになった。前者は一般に、「Google Apps」や「Amazon EC2/S3」「Windows Azure Platform」といった、誰もが使えるサービスを指す。 では、後者のプライベートクラウドとはいったい何か。企業内(またはグループ企業内)で構築して利用するシステム基盤と何が違うのか。仮想技術はプライベートクラウドに欠かせないものといえるが、「仮想技術=プライベートクラウド」というわけではないだろう。この連載では、プライベートクラウドとは何か、それはどのようにして構築するのかを明らかにしていく。 まずは、日IBMのクラウドコンピューティング事業においてCTOを務める山下克司氏の寄稿をお届けする。 プライベートクラウド 総論 (著者:日IBM 山下克司

    プライベートクラウドの作り方
  • [1]3割は「NTTは1社体制に戻すべき」,東西サービス分断に7割が不満

    まずは,NTTグループがどのような形になっていると利便性が高いかを聞いた(図1)。その結果は,「ワンストップのサービスを提供できる1社体制のNTTに戻す」が29.5%でトップだった。2ポイント差の27.5%で「NTT地域会社を全国で1社にし,そのほかは現状と同じ」との回答が続く。 一方,グループの解体を意味する「持ち株会社を廃止し,資関係がないNTT各社が互いに競争」は14.3%にとどまった。また,「現状と同じ持ち株会社の下にグループ会社」との回答はわずか3.7%だった。 この結果には,NTTの地域会社が東西に分かれていることに対するユーザーの不満が表れている。ユーザーの最も強い願いは「サービスのワンストップ化」だろう。ほとんどのサービスのワンストップ化を実現する「1社体制」と,少なくとも東西のサービスのワンストップ化を実現する「NTT地域会社を全国で1社」の合計が,過半数に達しているか

    [1]3割は「NTTは1社体制に戻すべき」,東西サービス分断に7割が不満
  • 「Red Hat Enterprise Linux 5.5」リリース、最新プロセッサをサポート

    レッドハットは2010年3月31日、Linuxディストリビューションの新版「Red Hat Enterprise Linux 5.5」の提供を開始した。最新のマルチコア・プロセッサをサポートしたほか、仮想化機能を拡張、Windowsとの相互運用性が向上した。 Red Hat Enterprise Linux 5.5では、最大8コアのIntel Xeon 7500シリーズ(関連記事)、最大12コアのAMD Opteron 6000シリーズ(関連記事)、最大8コアのIBM POWER7(関連記事)といったサーバー向けの新プロセッサをサポートした。 仮想化に関しては共通APIである「libvirt」がサポートできるゲストの数を256以上に拡張した。またSR-IOV (Single Root I/O Virtualization)による10Gbitのネットワークカードをサポートした。 Window

    「Red Hat Enterprise Linux 5.5」リリース、最新プロセッサをサポート
  • [前編]サービスはハードウエアになる 端末の先のクラウドにこそ価値

    「コンピュータは再定義されるべき時期に来た」。頓智・(トンチドット)の井口尊仁CEOは断言する。井口氏はiPhone用アプリケーション「セカイカメラ」の生みの親だ。ネットと現実の融合として、世界から注目を集めた。ネットサービスの進化がハードの進化を促すと予言。自らもセカイカメラ専用機を開発中と明かす。 1月の米国家電イベント「CES」では、ネットサービスを前提にしたクライアント機器が一斉に登場した。どう評価するか。 CESには私たちも参加したのですが、なにか視点がずれている気がしましたね。Webのおかげで、今では物の作り方や販売ルートは変わりました。マーケティング手法もプロモーションもそうです。なのにでっかいブースを構えてチャンチャカチャーンとやること自体が、そもそもイケてないんじゃないかと思うんです。 CESは良くも悪くも「金物」を扱っているイベントです。これからのITはこうなる、といっ

    [前編]サービスはハードウエアになる 端末の先のクラウドにこそ価値
  • ヴイエムウェア、仮想化対応アプリの一覧サイトをオープン

    ヴイエムウェアは2010年3月10日、VMware製品対応のアプリケーションが一覧できるサイト「VMware対応アプリケーション登録・閲覧サイト」をオープンした。既に、国内で販売されている190種類以上の製品が登録されている。 同サイトには、各種アプリケーションの開発・販売を手掛けるベンダーが、VMware対応しているものを登録する。顧客やパートナーは、VMwareに対応している製品を一覧から検索できる。検索のキーは、製品名や開発会社名だけでなく、ERP/業務アプリケーションやデータベースといった製品カテゴリも指定可能だ。 現在は、同社のサーバー仮想化製品「VMware vSphere」および「VMware Infrastructure」に対応しているアプリケーションを掲載する。今年5月までに、デスクトップ仮想化製品「VMware View」のカテゴリを追加する予定。今後、登録数を増やして

    ヴイエムウェア、仮想化対応アプリの一覧サイトをオープン
  • EMC、VMware環境のストレージを50%節約するソフトウエアを発表

    EMCは米国時間2010年3月9日、統合型ストレージ製品「EMC Celerra」シリーズの新たなソフトウエア2種を発表した。米VMware製品を用いた仮想環境の管理向上を支援する。 「EMC Celerra Plug-Ins for VMware Environments」は、シン・プロビジョニングやデデュプリケーション、高度な管理機能を通じて、仮想マシンに割り当てるストレージ容量を最大50%削減する。また、仮想マシン・データのクローン作成を従来の2~3倍の速度で実行することが可能。操作は、VMwareのデータ・センター管理製品「VMware vCenter」から行える。 「EMC Failback Plug-In for VMware vCenter Site Recovery Manager」は、VMwareの災害復旧管理ソフト「VMware vCenter Site Recove

    EMC、VMware環境のストレージを50%節約するソフトウエアを発表
  • Linuxコマンド逆引き大全 Index - Linuxコマンド逆引き大全:ITpro

    Linuxのコマンドを「やりたいこと」で探すことができます。「やりたいこと」をクリックすると、コマンド名、動作、構文、オプションの意味をご覧いただけます。コマンドの基を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。

    Linuxコマンド逆引き大全 Index - Linuxコマンド逆引き大全:ITpro
  • 原口総務相が「ブロードバンド100%普及を5年前倒し」,NTT経営形態も5月までに方向性

    総務省の原口一博大臣は2010年3月9日に開催した総務省政務三役会議で,2009年末に打ち出した「原口ビジョン」(関連記事)で触れた「2020年にブロードバンドを全世帯普及」という目標を2015年に前倒す方針を示した。「現在の日の経済状況を考えると2020年では遅すぎる。ICTによる国民の生産性を高めるためにも前倒しが不可欠」(原口大臣)という理由からだ。 原口大臣は,ブロードバンド100%普及を含むICTの利活用推進を「光の道構想」とし,総務省で開催しているICTタスクフォースで以下の三つの政策の基的な方向性を5月中旬までに打ち出すとした。 三つの政策とは,(1)NTTの経営形態を含んだアクセス網(光の道)の整備方法,(2)光の道へのアクセス権を保障するためのユニバーサル・サービスの見直し,(3)ICT利活用を促進するための各種規制の見直し(ICT利活用促進一括法案)である。これら三

    原口総務相が「ブロードバンド100%普及を5年前倒し」,NTT経営形態も5月までに方向性
  • 第2回 クラウド普及の障壁は、「テクノロジは見えない」ということ

    クラウドコンピューティングが注目を集めている。だが、企業情報システムを安心して委ねられるだけの基盤になるためには、クラウドを実現するテクノロジと、クラウドから生まれるサービスの双方が歩調を合わせ、社会のニーズに応えなければならない。両者の間にある“素敵な関係”について、日発でクラウドビジネスに臨むブランドダイアログの二人の取締役が解説する。今回は、柳沢貴志 常務取締役 兼 コンサルティング部長が、テクノロジの普及を妨げる“壁”について説明する。 クラウドコンピューティングへの関心は高まる一方だ。企業のIT部門は、ここ数年でクラウドを格的な投資対象とみるようになり、これまでのIT投資のあり方を抜的に見直し始めている。 特に、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)分野では、米国ベンダーをはじめ、国内ベンダーも多数参入したことで、徐々にではあるが導入(というより利用)が広がりつつあ

    第2回 クラウド普及の障壁は、「テクノロジは見えない」ということ
  • PCoIP

    画面データのパターンを認識して、領域ごとにテキストやアイコン、ビデオといった種類に分類。各種類の特性に合わせてデータ転送の優先順位を付けたり、データを圧縮したりする。 「PCoIP」とは「PC over IP」の略で、カナダのテラデシが開発したデータ転送プロトコルである。米ヴイエムウェアが2009年11月に発表したデスクトップ仮想化システム「VMware View」の新版(バージョン4、VMware View 4)に採用したことで、注目を集めている。端末側の対応も進んでおり、2009年12月には米ヒューレット・パッカードがVMware View 4対応クライアントを発売。エルザジャパンはファームウエアの更新で同社の専用クライアントをVMware View 4に対応させた。なおVMware View 4は、これまで通りRDP(remote desktop protocol)も使うことができる

    PCoIP
  • 「クラウドへの移行では自衛が必要」──NRIセキュアが指摘

    「クラウドによって新たにもたらされたリスクや課題がある。移行にあたって利用者は、契約事項やサービスレベルを確認するとともに自衛する必要がある」。NRIセキュアテクノロジーズ テクニカルコンサルティング部の鈴木 伸 部長は2010年2月23日、同社開催の「情報セキュリティマネジメントセミナー2010」に登壇し、こう指摘した(写真1)。 鈴木部長の講演タイトルは「クラウドにおける情報セキュリティのポイントと対策の方向性」だ。まず、「クラウドが不安に思われているのは、いくつか事件があったから」として、米セールスフォース・ドットコムの全サービスが2010年1月4日に1時間強停止した事例や、米アマゾン・ドットコムのサービスの一部サービスで性能が低下した事例などを紹介。こうした事故の原因についてしっかり説明されていないことが不安につながっていると語った。 そのうえでクラウド移行における具体的なセキュリ

    「クラウドへの移行では自衛が必要」──NRIセキュアが指摘
  • VMwareを中心とした“エコシステム”の育成に取り組む

    米ヴイエムウェアは現在、クラウドサービスの管理用API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)である「VMware vCloud API」の開発を進めている。同社のスティーブン・グロス氏(写真)は「APIを公開する目的は、健全なエコシステムを作るため」と語る。同社のプロダクト戦略などを聞いた。(聞き手は中田 敦=日経コンピュータ) ヴイエムウェアは現在、インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス(IaaS)で利用する仮想マシンなどを管理するためのAPI、「vCloud API」の開発を進めています。状況を教えてください。 当社がAPIを公開するのは、力強く、健全なエコシステムを作るためです。VMwareブランドの各種ソフトがクラウドのプラットフォームとなり、vCloud APIという一つのAPIを使ってサードパーティーが、様々な製品を開発できるようになります。 当社では既に、仮想

    VMwareを中心とした“エコシステム”の育成に取り組む
  • 日本Sambaユーザー会がSamba3ノウハウ集日本語版を公開

    Sambaユーザー会は2010年2月24日、公式ノウハウ集である「Samba3-HOWTO」の日語訳が完了したと発表した。日Sambaユーザー会の公式サイトで公開している。 「Samba3-HOWTO」の日語訳は、独立行政法人 情報処理振興事業協会(IPA)のオープンソフトウェア活用基盤整備事業の一環として、2003年に一部が翻訳されていたが、日Sambaユーザー会のコミュニティで残りの部分や改版部分の追加翻訳、修正を行った。GPL(GNU General Public License)で配布している。 ◎関連リンク ◆Samba3-HOWTO 日語版

    日本Sambaユーザー会がSamba3ノウハウ集日本語版を公開
  • 日経新聞が有料電子新聞「Web刊」開始を発表、3月23日から

    経済新聞社は2010年2月24日午後に記者会見を開き、3月23日からパソコンと携帯電話で読める有料の「日経済新聞 電子版」(通称Web刊)を発行すると発表した。3月1日から登録を受け付ける。 喜多恒雄代表取締役社長(写真)は「格的な電子版の提供は日の新聞で初めて。(要望があれば)この仕組みを同業他社にも提供していきたい」と話した。 電子版の購読料も明らかにした。日経新聞定期購読者は月額1000円(税込み)で、紙の新聞との総額が月額5383円になる(朝・夕刊セット版地域の場合)。決済方法は、クレジットカードに限定。新聞販売店での支払い方法にかかわらず、Webサイトで、クレジットカード番号とともに会員登録する。電子版のみの会員の購読料は4000円(税込み)に設定。「購読料は、現在の紙の新聞販売に影響を与えない価格体系を模索した」(喜多社長)という。 電子版は既存のニュースサイト「NI

    日経新聞が有料電子新聞「Web刊」開始を発表、3月23日から
  • 第1回 クラウド基盤を支えるグリッドって、そもそも何?

    クラウドコンピューティングが注目を集めている。だが、企業情報システムを安心して委ねられるだけの基盤になるためには、クラウドを実現するテクノロジと、クラウドから生まれるサービスの双方が歩調を合わせ、社会のニーズに応えなければならない。両者の間にある“素敵な関係”について、日発でクラウドビジネスに臨むブランドダイアログの二人の取締役が解説する。今回は、森谷武浩 取締役CTO兼SaaS/クラウドR&D部長が、グリッドテクノロジについて、その過去・現在・未来の流れに沿って紹介する。 実は身近な存在になっているグリッド グリッドコンピューティング(以下グリッド)という単語が、昨今のクラウドコンピューティングのように世間を賑わせていたのは2000年前後のことである。各社がこぞって参入し、国内外を問わず新しいグリッドミドルウエアが誕生した。世界中のPCをネットワーク化しボランティアベースで宇宙人を探

    第1回 クラウド基盤を支えるグリッドって、そもそも何?