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ブックマーク / ray-fuyuki.air-nifty.com (1)

  • 麻生おろしなんてやってる場合か - [間歇日記]世界Aの始末書

    「右舷船首に被弾ッ!」 「船殻に修復不能のダメージ!」 「浸水が止められませんっ!」 「……よし、艦長を替えよう!」 「いいいやしかし、敵艦の砲撃はまだ続いています」 「この艦には、艦長を替えれば弾が当たりにくくなるというジンクスがある。先人はこうやって危機を乗り越えてきたのだ」 「いいいやしかし、水がどんどん──」 「艦長を替えれば水は入ってきにくくなるものなのだ。われわれの経験を信じたまえ」 「たわけものっ! この期に及んで艦長を替えてどうなるというのだ!? 見ろ、敵艦の砲撃が──うわぁああああああーーっ!!」 「さ、参謀長ーーーっ!!」 「ほうらみろ、さっさと艦長を替えないからこういうことになる。ただいまより、副長を艦長とする」 「…………」 「副長っ! ふ、副長っ──?」 「さきほどの被弾で名誉の戦死を遂げられました」 「な、なに? じゃ、次は誰だ? 誰か、誰か艦長候補はおらんか!

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