シード・プランニングは11日、国内のクラウドストレージに関する市場動向調査の結果を公表した。同社はこれまでクラウドストレージの調査を2回行っており、今回は3回目。国内で提供されているクラウドストレージサービス参入企業43社を中心に調査を行った。 それによると、2011年3月11日に発生した東日本大震災を契機に、クラウドストレージを再評価する企業が増加。個人でも、SugardriveやDropboxなどの無料サービスユーザーを急増させることにつながったという。またWi-Fi対応端末などが増加してことで、ユーザー間でのデータ共有から、クラウド端末間でのデータ(特に写真や音楽、動画などのコンテンツ)共有が主流となりつつある。 日本のクラウドストレージの金額市場は、2013年以降は前年比107%程度で推移し、2017年には800億円の市場になると予想された。パソコン/スマートフォン向けのサービスは