森口 佑介 上越教育大学 学校教育研究科 (研究院) DOI:10.14931/bsd.972 原稿受付日:2012年4月27日 原稿完成日:2012年5月7日 担当編集委員:定藤 規弘(自然科学研究機構 生理学研究所 大脳皮質機能研究系) 広義には、意識的・無意識的に関わらず、また、認知的・情動的に関わらず、行動を統御する能力のことをさす。狭義には、短期的には利益になるが長期的には損失となる選択肢と、短期的には損失だが長期的には利益になる選択肢が与えられたときに、後者を選択する過程のことを指す。前者を選択する場合には、衝動的であるとみなされる。例えば、現時点でチョコレートを1つもらえる選択肢と、10分後にチョコレートを2つもらえる選択肢を提示された場合に、どちらを選択するかが検討される。ここでは、狭義のセルフコントロールについて説明する。 行動経済学におけるセルフコントロール 行動経済学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く