30歳を過ぎると、学生時代の仲間も少しずつ責任ある仕事ができる立場になっており、今でも何名か信頼できる友人とビジネス上の関係ができはじめた。 ただ、友人と一緒に仕事をする上で気をつけることがある。それは、その分野で、その人がナンバー1であると心の底から信じていない限りは、仕事をしないということである。 当たり前のことなのだが、そもそも仕事をともにする間柄は、結果に対する厳しさが必要。こじれた場合には関係が悪化してしまう可能性がある。そうならないためにも、そして他の人から見ても納得がいくように、いったん友人知人の立場を離れて、知らない人でもその人に絶対にお願いしたい、そう思う場合にのみ仕事をするべきだろう。 ただし、ここまで信じて選んだ相手だと、結果は素晴らしいものになる。実力だけでなく、お互いに対する深い信頼関係と強いコミットメントがあるから、アウトプットは胸を誇れるものになる。 親しい友