Lesson826 未熟 本当に未熟な人は、 そのことに自分で気づいてない。 周囲のだれもが 「この人は、ここをのり越えないと、 せっかくいいところがあっても台無しだ」 と感じている。 にもかかわらず本人は、 「私なりにがんばってる」、 それどころか「世界が私にいじわるをしている」 と思っている。 だから未熟なのだ。 優秀な人でも、 人道的にどうなんだろうと思うレベルの、 とんでもなく未熟な部分があることがある。 そういうとんでもなく未熟な部分は、 他があれこれ優れているから許せる、とか 優れている部分と足して割って見てあげられる、とか そんなレベルではない。 そういう未熟は、ネックとなり、 本人の足を引っ張る。 わかりやすい例をあげれば、 才能も、人間的魅力もあり、 社会的地位をどんどんあげていった人が、 でも、激昂しやすく、 激昂したら手をあげるという 人間的未熟さを放置したままだ