出版関連の業界用語であり、仏語で「数」を意味するnombreに由来する説や[4][5]、英語のNumberが訛ったとする説がある[6]。 各ページの前後関係を表す数字であり[4]、出典などを示す際には、この数字を用いる。この数字は当該ページに書かれている内容とは基本的には無関係であり、単なる数桁の記号に過ぎない。またそのため、同一の書籍でも改版や、その折りの序文の挿入、もしくは判型の変更によってノンブルは大きく変動する。 ノンブルは、「紙面」という物理的な制約を受けている「本」のための数字であり、ウェブ上のメディアの場合には(「○○ページ」とつけている場合も見られるが)書物ほどにその存在意義はない。そこではURLがその代替となっており、それはハイパーリンクによって異なる形の利便性を提供している。 ノンブルを付ける作業は丁付けとも呼ばれている[4][注 1]。ノンブルに使われる数字は、アラビ