CDSにおいてクレジットイベントが発生した場合の決済方法のスタンダードが明日以降正式に変更となる。従来は “現物決済”がスタンダードであり、取引ごとに1件1件現物の受渡しが行なわれることになっていた。今後は、業界で行なわれる入札で決まる価格に基づいてすべての取引を“現金決済”し、希望があれば売り買いをネットした上で現物決済を行なうことになる。この変更を過去の取引に遡って適用したい参加者向けに用意されたISDAのプロトコルの批准締切りが今日であるが、ISDAのホームページによると現時点で1381社の参加者が批准している。日系の参加者では大手銀行・証券・商社の顔ぶれが見られるが、面白いことにMicrosoftといった名前も挙がっている。Bill GatesもCDSを取引していたのか、、、。 決済方法の変更に合わせて、北米市場では、個別銘柄を参照する標準的な取引において適用するクレジットイベント