逗子署は5日、傷害の疑いで、少年約30人による“決闘騒ぎ”に参加していた逗子市内に住む鉄筋工の少年(17)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年11月23日午後10時半ごろ、同市池子1丁目の第一運動公園で、横浜市栄区内に住む塗装工の少年=当時(16)=の顔を右こぶしで数回殴り、1週間のけがを負わせた、としている。少年は容疑を認めているという。 同署によると、少年と被害少年のそれぞれの知り合いが同日、バイクに乗る際のヘルメットのかぶり方をめぐってトラブルとなり、被害少年の友人ら約20人がバイクなどで同公園に集結。少年ら7、8人も同公園にバイクで駆け付け、栄区グループと逗子グループによる“決闘騒ぎ”となり、1対1の同年齢同士による「タイマン」のけんかに発展した。 通行人の通報で同署員が現場に駆け付けると、少年と被害少年が2番目の対決中だったが、被害少年ら数人を残し、少年たちはバイクを放置したまま