1986年の昭和から、2024年の令和にタイムスリップした中学教師で野球部顧問、鬼の小川と恐れられる体罰教師(阿部サダヲ)が、コンプライアンス、多様性、各種ハラスメントの恐怖にがんじがらめになった令和社会に、炎上覚悟で物申す!って感じだろうか。 なかなか難しいテーマに挑んでいると思う。 指導のつもりがパワハラに、褒めたつもりがセクハラに・・今の組織で部下や同僚と付き合うには細心の注意を払わなければならない。もっと本音で語り合いたいけれど、かつての”飲みにケーション”は減っているし、どこまで個人情報に踏み込んでいいかも微妙だ。 昭和時代の中学校の野球部で連帯責任、体罰、暴言を生徒指導と疑わずにいる小川(阿部サダヲ)が令和の世の中の部下の指導の仕方に疑問をもつのもわかる。そして、今の時代を生きる昭和の終わりに青春を送った人々も、今の考え方に順応しつつも本音では小川の考えに思わずうなづいてしまう
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