鹿児島県出水市の山奥に「東雲の里」という大庭園があります。紫陽花の季節が有名で、梅雨時期になると約4万坪の敷地に色とりどりの紫陽花が咲き乱れています。北海道の蝦夷紫陽花から屋久島紫陽花まで日本中の品種が植えられていて、その数は160種類以上とも。 園主は宮上誠さん。今から31年前の1992年、陶芸家・看板屋として仕事をしていた宮上さんは「自分の作った器で、最高の景色を見ながら蕎麦を食べてもらいたい」と大いなるロマンを抱き、手付かずの山でひとり開墾を始めました。 その宮上さんの開拓ストーリーを以前メシ通で記事にしました。 www.hotpepper.jp 結構大きな反響をいただき、県内だけでなくはるばる県外からもたくさんのお客さんが訪れてくださったと聞きました。私は宮上さんのお話をそのまま記事にしただけなのですが、素敵な場所を多くの人に伝えられてうれしい限りです。 メシ通の記事では紫陽花の季