現在、保護犬1匹、保護猫2匹と暮らす小林孝延さん。当初、病気の家族を抱えて精神的にもつらい日々を過ごしていたという。そんなある日、友人に相談したのがきっかけとなり、保護犬を家族に迎えた。それによって、それぞれの家族がどのように変わっていったのか。どんな過程を経て保護犬が家族になったのか。保護犬に対する思いと気持ちの変化、現在の暮らしに思うこと、さらには動物たちが置かれている社会の状況に対する考えやこれからの希望などを伺った。 ここ数年、動物に関する法改正やマイクロチップ装着等の義務化など、ペットにまつわる話題が多く見られるようになってきた。また、インターネットの拡大に伴って、犬や猫を迎える際にペットショップだけではなく保護犬、保護猫を譲り受けるという選択肢が新たに加わった。 家に迎えるペットとして保護犬を選んだ小林さんには、その後どんな心の変化があったのだろう。それは単純に犬を飼うのとは違
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