MT車(マニュアル)とAT車(オートマ)の事故率 鳥取環境大学の鷲野翔一教授(当時)によると、「MT車とAT車の事故率」は以下のようなグラフとなります(参考:「ドライバ心理と安全運転」)。 平成11年のデータに着目すると、MT車の事故率は100台当たり約1.25件となっているので、単純に約1.25%と言えます。 一方、AT車の事故率は同様に計算すると約2%となります。 この事から、AT車の事故率はMT車よりおよそ2倍高い事が分かります。 次に事故の種類別のデータについても見てみましょう(おそらく車100台当たりの事故件数を表しています)。 注目して欲しいのは、事故件数が突出している5つのデータです。 追突・出会い頭衝突・右左折時の衝突では、さきほどのデータと同じく、AT車の事故率がMT車より約2倍高くなっています。 一方、正面衝突においては、MT車の事故率がやや低いものの、ほぼ同じ数値とな