タグ

2006年8月15日のブックマーク (2件)

  • 最低10年使える業務アプリケーション(後編)

    前回「最低10年使える業務アプリケーション(前編)」は数年間アプリケーションを保持し運用し続けるためには多くの問題がある点を見てきた。今回は後編として、それらの原因と解決の方策を探り、現代のアプリケーションは長期運用に耐えるのかを考えたい。 動かなくなるカラクリ 前回「最低10年使える業務アプリケーション(前編)」、数年前に構築されたJ2EEアプリケーションが新しい環境で動作せず、企業担当者が怒りと悩みで苦しんでいる例をご紹介した。筆者はそこで、意外にも多くのアプリケーションで共通に持つ悩みを垣間見ることができた。 どういうことかというと、筆者が先の顧客に対し現象を調査したところ、当然ながら古いJDKのAPIとその挙動に依存して動作している個所、および古いJDKでしか動作しないライブラリやオープンソースが非常に多く見られ、さらに一部ではJ2EEの規約に違反していたため、新しいJDKやアプリ

    最低10年使える業務アプリケーション(後編)
  • Windows XP/2003のTCP同時接続数制限とその回避:鵜飼裕司のSecurity from KAGURAZAKA:ITpro

    Windows XP SP2とWindows Server 2003 SP1のTCP/IPスタックでは、不完全な外向きのTCP同時接続数を10接続に制限しています。接続数が10に達した場合、接続要求はキューイングされ、ある一定間隔で処理されるようになります。 この制限は、ホストがワームに感染した際、他のホストへの影響を最小限にするため、Windows XP SP2とServer 2003 SP1で新たに実装されました。しかしこの制限は、不完全な外向きのTCP接続を大量かつ同時に張るアプリケーションにおいては、大きなパフォーマンス低下を招く可能性があります。例えば、P2Pシステムや脆弱性スキャナなどが挙げられます。特に脆弱性スキャナは業務で利用するケースが多いと思いますので、パフォーマンス低下は非常に致命的です。 これを回避する選択肢の一つとして、TCP同時接続数制限の無いプラットフォームを

    Windows XP/2003のTCP同時接続数制限とその回避:鵜飼裕司のSecurity from KAGURAZAKA:ITpro