2013年3月7日のブックマーク (2件)

  • 反エリート主義と日銀の20年 - 常夏島日記

    これは昔々のおとぎ話。 1980年代後半、日はバブルの宴に酔いました。土地や株を持っている人は言わずもがな、そんなこととは縁のないサラリーマンも交際費で飲みまくり、経済はとても潤いました。 しかし、そんな宴も、やはり行き過ぎたものは弾けるものです。バブルで潤った一部の土地持ちや株持ちやいわゆる青年実業家たちに対する、一般庶民の僻みが高まり、そして高騰する地価の前に不動産の所有をあきらめた人たちの怨嗟が世を覆いました。その怨嗟に、政治と、日銀行が応えました。宮沢総理が、地価を下げることを公約にして総理になり、三重野康という日銀総裁は、金融引き締めにより、一気に資産価格の下落を導きました。バブル崩壊です。(参照:バブルが残した傷跡 - 常夏島日記) バブル崩壊の結果、かえって、一般庶民の生活が苦しくなりました。しかし、自分たちがバブルを潰せと言った手前、バブルを潰したことには批判の矢が向か

    反エリート主義と日銀の20年 - 常夏島日記
  • “ネオリベ化する福祉国家”オランダから日本の未来が見えてくる – 橘玲 公式BLOG

    『マネーポスト』の2013年新春号に書いた記事を、編集部の許可を得て転載します。日ではあまり馴染みのないオランダの政界の話ですが、非常に示唆的です。 なお、文でも述べていますが、この記事の元ネタは水島治郎氏の『反転する福祉国家 オランダモデルの光と影』で、これはヨーロッパの政治状況を考えるうえでの必読書です。 ************************************************************************ 今回は、オランダの政治について書こうと思う。 おそらく、この一行だけで読む気をなくしたひともいるだろう。でもこれは日でいま起きていることを知るうえでたいへん興味深い話なので、しばしおつき合い願いたい。 オランダは、売春とマリファナを合法化した国として有名だ。アムステルダムのホテルに泊まると、各部屋に観光協会の小冊子が置いてあって、そこ

    “ネオリベ化する福祉国家”オランダから日本の未来が見えてくる – 橘玲 公式BLOG