半導体製造の肝とも言えるリソグラフィ装置。 かつてはニコンやキヤノンなど日本企業の独断場でしたが、異変が起きています。 オランダ ASML社の躍進によりまずキヤノンが脱落。続いてニコンも大幅にシェアをダウン。 出荷台数シェア 売り上げシェアの推移は以下記事の中程に → 半導体露光装置シェアの6割を獲得 - 躍進するASML マイコミ そしてニコン最後の牙城だったIntelが、ニコンに置いていた調達の軸足を移す可能性が報じられています。 → インテルがリソグラフィ装置調達戦略の変更を検討、ASML社への追い風となるか | EE Times Japan 昨今のユーロ安もASML社にとっては追い風です。とはいえ、ここ数年のユーロ高のなかASMLはシェアを着実に伸ばしてきたので、為替動向だけを理由にはできないでしょうが。 ASML Holding社は現時点で、半導体メーカー6社からEUVリソグラフ
LGディスプレイの下方修正で液晶画面の生産が追いつかず供給不足になるとも言われているiPhone4。本当にLGの1社独占?と思っていたところ、7月2日付の日経産業新聞に東芝モバイルディスプレイ(TMD)製が使われていたという記事が。iSupply調査ではLGディスプレイ製でしたので、複数の供給元を使っていることになります。他にも供給元があるかもしれませんね。 これが有機ELだとSamsung独占になりますので、Appleとしても採用したくても採用できなかったのではと勘ぐってしまいます。一応表向きは性能を理由にしてますが。 似たような話で、エルピーダの坂本社長も「うちにはスマホ向けのMobile RAMのDDR2があるのに、セカンドソースが無いから使ってくれない」的なことを言ってましたね。 → エルピーダメモリ株式会社 2010年3月期 4Q決算説明会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く