東京の大手タクシー各社が23区などを対象に、初乗りの距離を現在の2キロから1キロ程度に縮めたうえで、運賃を400円台にするなど引き下げを検討していることが分かりました。 このうち日本交通は、東京23区と武蔵野市、三鷹市を含む営業区域の初乗り運賃について、距離を2キロから1.059キロに縮めたうえで、運賃は410円。その後、237メートルごとに80円ずつ上がり2キロでおよそ730円とする運賃の変更を、5日、国土交通省に要請しました。 また、ほかの大手各社も近く同様に初乗り運賃を400円台に引き下げるなど運賃の変更を要請する方向です。 国土交通省は近距離でのタクシー利用のニーズを探ろうと、ことし7月から東京23区と武蔵野市、三鷹市で初乗り運賃を1.16キロまで460円とする実証実験を実施することにしています。 タクシー各社はこれに先んじて初乗り運賃の引き下げを検討しているもので、国土交通省は東