日本医師会の中川俊男会長は13日に会見し、緊急事態宣言の対象が11都府県となることを受けて「国民の皆様と危機感を共有し、感染防止につなげたい。このまま感染者の増加が続くと、医療崩壊から医療壊滅になる」と訴えた。 【関連記事】緊急事態宣言 大阪、愛知、栃木など7府県追加 【関連記事】政府 ビジネス往来を一時停止へ さらに緊急事態宣言の対象について「欧米のような感染爆発の気配が現実化してきた。感染が全国にまん延し、手遅れになることがないよう勇気を持って早めに対策を講じることが大切だ。全国的な緊急事態宣言も選択肢の1つ」と述べた。 現状の医療提供体制について「全国的に医療崩壊は既に進行しています。首都圏など緊急事態宣言の対象の地域では、通常の入院患者の受け入れを断わるなど、既に医療崩壊の状態になっている。心筋梗塞や脳卒中患者の受け入れ先が見つからない。ガンの手術が延期されたということが現実になっ
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