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  • 美姫さんテレワークをする。 | fic-tion world

    「ショウ。明日から仕事。」と、美姫さん。 「えっ?今、外出自粛だよ。行かなきゃいけないの?」と僕が聞く。 「いや、外には目に見えないウィルスがいるのに出てこいって危ないでしょ。だから、危険手当くれって言ったらくれなさそうだったから、テレワークにした。」美姫さん。 よろず屋のテレワークって何するんだろう?? その日の夕方、家に何やら機材が届いた。 新しいパソコンとその他もろもろ。 それをセットするお兄ちゃん。 「あれ?美姫さんの仕事じゃないの?」と僕が聞くと 「美姫さん、機械音痴だからね。」とお兄ちゃん。 確かに…電池が切れたのを“壊れた”って怒るぐらいだからね。 次の日、いっこうに仕事をする気配がない美姫さん。 「美姫さん、仕事は?」と僕が聞くと 「そうだね。そろそろしますか。」と昨日届いたパソコンを開き、何か動画を見始めた。 「何見てるの?」と僕が覗くと 「大人の汚い世界。」と美姫さん。

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  • 仁義なき戦い。 | fic-tion world

    少し前の出来事。 家でまったりとしながら、ネットをみていると【和牛商品券】の記事を見つけた。 「美姫さん、なんと【和牛商品券】が貰えるらしいよ~。」と僕が言うと 目を輝かせる美姫さん。 「ほら、去年行ったお店のタンシチュー美味しかったじゃん。あれも【和牛商品券】使える?」と美姫さん。 「和牛のタンなら、大丈夫なんじゃない?!」と僕が答える。 「じゃぁ、うちはタンシチューで決まりだね!」と美姫さん。 僕んちは【和牛商品券】でタンシチューをもらう事に決まった。 それからすぐに【お魚商品券】も出た。「美姫さん、【お魚】も貰えるらしいよ」と僕が美姫さんに言うと 「やった〜!!イカがべたかったんだよねー」と美姫さん。 「イカは魚じゃないんじゃない?」と僕。 「水族館に居るから、お魚と同じにして欲しいな」と美姫さん。 そしたら、海老も蟹も【お魚商品券】でいけるのか? 「イカが良いんだったら、海老も蟹

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  • あなたなら何を持っていきますか?! | fic-tion world

    「美姫さん、無人島に行くなら何を持っていく?ひとつだよ。」と僕が聞く。 美姫さんはウーンと考えながら「そうだね……。あっ、家族かな?」と言った。 「家族?。家族をどうするの?」と僕。 「べ物を取ってきてもらう!みんな一緒だと楽しいし、働いてもくれるし。」と美姫さん。 「それはひとつじゃないような気がする。」と僕が言うと 「じゃぁ、核家族単位でショウとユウとこうちゃんだけでもいい。」と美姫さん。 ん?美姫さんは家族ってどこまで一緒に行くつもりだったんだろう……。 「うーん…。それもひとつじゃないような気もする。」と僕が言うと 「いや、絶対に家族。家族を連れて行けないのなら無人島にはいかない。」と美姫さん。 話の論点がズレているような…。 「でも、何で家族なの?」と僕が聞く。 「だって、ショウとユウは癒し担当で、こうちゃんは何でも担当。私、ショウとユウとこうちゃんがいれば生きていける。」と美

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  • はしやすめ 【お気に入りの動画】 | fic-tion world

    いつもブログを読んでいただきありがとうございます。 今回は、私の今お気に入りの動画を紹介したいと思います。 ヒュー・ジャックマンも感涙!映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子 上記動画は、グレイテスト・ショーマンの挿入歌【This is me】です。 この歌を知ったきっかけは障がいのある子を育てていらっしゃるひとりのお母さんのブログです。 私は暗闇を知っている 言われた“隠れてろ お前など見たくない” 身体の傷は恥だと知った 言われた“消えろ 誰もお前など愛さない” でも心の誇りは失わない 居場所はきっとあるはず 輝く私たちのために 言葉の刃で傷つけるなら 洪水を起こして溺れさせる 勇気がある 傷もある ありのままでいる これが私 気をつけろ 私が行く グレイテスト・ショーマンは、19世紀の興行師 P・T・バーナム氏の話をミュージカル映画にし

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  • 私の体重もきっとコレのせいです。 | fic-tion world

    お父さんと美姫さんとお休みの日にまったりとしていると美姫さんが突然 「そういえば、この家に体重計ってあったっけ?」と言い出した。 雑誌を見ていたお父さんが「うちで体重計が必要なのは、美姫さんだけだからなぁ。美姫さん、体重測らないじゃないか。だから、クローゼットの奥にしまっているよ。」 と言った。 僕とお父さんはスリムだ。 美姫さんは……。 「最近さ、身体にG(★)がかかっているような気がするんだ。」と美姫さん。 Gって何だ? お父さんが、体重計を持ってくる。 美姫さんが体重計に乗る。 「ほらね~。道理で身体が重いと思ったんだよ。私の周りだけ重力がかかり過ぎている。」と美姫さん。 Gって重力のことね。 いやいやいやいや、太っただけだから。 とりあえず僕も測る。 うん、いつもと変わらない。 「美姫さん、僕の体重はいつもと変わらないよ。同じ空間にいるんだから、重力は一緒じゃないの?」と僕が言うと

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  • 貴方の将来の夢はなんですか?! | fic-tion world

    「お兄ちゃんって将来何になりたかったの?」と僕が聞く。 お兄ちゃんは未だにプラプラしていてちゃんとした定職についている様子がない。 「兄ちゃんの夢か……兄ちゃんはな、兄ちゃんになりたかった。」とお兄ちゃん。 お兄ちゃんになりたかったお兄ちゃん。。。。 僕の頭にハテナが灯る。 「お兄ちゃんは、弟か妹が欲しかったの?」と僕が聞くと 「あぁ、ごめん。兄ちゃんはな、自分になりたかったんだよ。つまり、自分自身のままで大きくなりたかったんだ。」とお兄ちゃんは言った。 自分自身のまま大きくなる……ってそのままじゃないの? やっぱり僕の頭にハテナが灯る。 「どういう意味?」と僕が聞くと 「自分自身をシッカリと持ったまま大きくなりたかったんだろうな。」とお兄ちゃんは言い、「ショウ。自分をシッカリと持てよ。流されるな。巻き込まれるな。ショウはショウなんだからな。ショウ以上でもショウ以下でもない。そして兄ちゃん

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  • 貴方の中の偉人。 | fic-tion world

    学校から帰ると美姫さんが 「ショウ、聞いて!!」と言ってきた。 どうせ、大した話じゃない。でも、聞かないとうるさそうなので 「どうしたの?」とニッコリと微笑んでみた。 すると美姫さんも嬉しそうにニッコリと微笑んで 「私ね、アインシュタインと瓜二つなんだよ。」と言った。 はぁ?はい?意味不明?何言ってるんだ? とうとう頭が壊れたんだな……。と僕は美姫さんが可哀そうになってきた。 なので 「へぇ~。すごいじゃん。で、どの辺が?」と、とりあえず聞いてあげる。 「まずね、人間ってとこ。」と美姫さん。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「ヒゲが生えてるところ。ほらほら見て見て。私にもヒゲが生えてきたんだよ~」と美姫さんは、鼻の下に生えたムダ毛を僕に見せてきた。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「髪の毛がモジャモジャなところ。」と美姫さん。 ……それは、美姫さんが髪をとかしてないだけでしょ。

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  • ゲーム規制にものもうす? | fic-tion world

    ぼくんちは、ゲームの時間制限が無い。でも、みんな1日1時間だとか決まっている事が多い。 この前もニュースでゲーム時間の制限の話をしてた。 「美姫さん、うちは何でゲームの時間制限ないの?」と僕が聞く。 すると、美姫さんが怪訝な顔をして「えっ? なんでゲームに制限時間しなきゃいけないの?」と聞き返してきた。 「依存症になったりとか、勉強に差し支えがあるとか、トラブルになりやすいとかかな?」と僕が言うと。 「あぁ、それね。」と美姫さん。 「“それ”って?」と僕が聞くと 「大人がね、自分たちのことを言ってるんだよ。自分達がそうなってるから気をつけてねっていう、いわば自分たちの経験談だね。」と美姫さん。 自分たちの事なのか…。 「うちは何で制限をしないの?」と僕が聞くと 「そんなの自分で考えないといけない事でしょ。時間を制限してどうするの。それを制限するなら、勉強もスポーツも1日1時間までって制限し

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  • 映画ポイント【グリーンブック】 | fic-tion world

    この映画ポイントはネタバレなしの映画の紹介を目指しています。 グリーンブック 【公開】2018年(アメリカ映画) まだ、アメリカ南部では黒人差別があった頃の実話に基づいた話です。 ジャマイカ系アメリカ人のピアニスト、ドン氏*1がコンサートツアーの為に雇ったイタリア系アメリカ人のトニー氏*2とアメリカ南部を周る話です。 グリーンブック*3とはその当時の黒人の旅行者のための実在したガイドブックです。 差別って怖いと思いました。でもそんな時だからこその人の資質もわかるのかなと感じました。 この映画、コメディなんです。笑えます。 最後のセリフ、必見です。

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  • 人にやさしく。 | fic-tion world

    休みの日、お兄ちゃんと近所であった【チョコレートランド】 という催し物に行く。 色々な国のチョコレートが販売されているらしい。 会場の近くに着くとチョコレートの匂いでいっぱいだった。 「おいしそうな匂いがするね~」と僕。 「ホントだな。楽しみだ。」とお兄ちゃん。 会場をグルっと見渡すと一か所、異彩を放つ場所があった。物凄い行列が出来ている。 「あの行列なんだろう。」と僕が指さすと 「近づいてみるか?」とお兄ちゃん。 2人でテクテク歩いていくとそこは《好きなチョコを3つプレゼント》と書いてあった。 「3つも貰えるんだって。」と僕が言ったが 「ショウ。凄い行列だぞ。並ぶの好きじゃないんだよな。売っているのを買いに行こうか。」とお兄ちゃん。 「そうだね。」と僕も同意する。 《好きなチョコ》と書いてあるだけあって、みんな選ぶから進みも遅い。 それに早い者勝ちだから、人気のチョコはすぐに無くなりそう

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  • カンジンカナメ。 | fic-tion world

    「ショウ。人の外見はいつでも変えられるんだよ。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。興味ないし。 「でもさ、育ちは変えられないんだよね。取り繕ってもボロがでる。だから、育ちって大切なのかもね」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。そんな事言われても興味ないし。 「育ちは顔に出るとも言うし。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。ホント、どうでもいいし。 「良かった〜。私、育ちが良くて。」と美姫さん。 …どの口が言う? と、口元まで出かかったけど、僕は育ちがいいので、美姫さんにニッコリと微笑んであげた。 僕の育ちが傷付いた。 おしまい

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  • 脳は老化しないって聞くんですけど…ね。 | fic-tion world

    美姫さん「あれ、ほらあれ。」 あれって何? 美姫さん「それとって~。」 それってどれ? 美姫さん「あれとこれ、どっちがいいかな?」 どっちって…。あれもこれもわからないよ。 美姫さん「あの人がね。」 あの人って誰? 美姫さん「この間べたアレがまたべたい。」 いつのなに? 「美姫さん。コレとかアレとか分かんないよ。もしかして、歳のせい?」と僕。 「何言ってるの。【指示語強化年間】だよ。指示語を強化しているの」と美姫さん。 「指示語って、強化するもの?」と僕が聞くと 「当たり前じゃん。【アレをとって】と【コレをとって】は意味が違うでしょ。」と自慢気な美姫さん。 ホント、言い訳は上手だわ。 「美姫さんってさ、口から先に生まれてきたんじゃない?」と僕が皮肉ると 「口から生まれてくるって…妖怪じゃん。ほら、アレ」と美姫さん。 「アレって?」と僕が聞くと 「頭に口がある妖怪。」と美姫さん。 「

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  • 備えあればうれしいな。 | fic-tion world

    「美姫さん、最近太ってきてるんじゃない?」とお父さん。 確かに…動かないからね~。僕はニヤリと笑う。 「何言ってるの、こうちゃん。これから起こるであろう料危機に備えてるんだよ。」と美姫さん。 自分の蓄えにするんだな…。 「そんなの蓄えにならないよ。太ってるって事は胃が大きくなってるから人より料がいるんだよ。」とお父さんが言うと 「何言ってるの、こうちゃん。ショウとユウにあげるんだよ。」と美姫さん。 はぁ? 「えっ?ショウとユウにその肉をあげるのか?どうやって?」とお父さんが言うと 「私のこのお肉をショウとユウの料にするんだよ。べさせてあげるの。」と美姫さん。 えっ? 「べさせるのか?」とお父さんが言うと 「そう。だから、筋肉質の肉は硬いから、柔らかく育ててるんだよ。」と美姫さん。 …ただ、、運動をしたくないだけでしょ。 するとお父さんが「美姫さん、知らないのか?良質な肉は、適度な

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  • 歌は偉大だ~!!   | fic-tion world

    天使にラブソングを… 【公開】1992年(アメリカ映画) ウーピー・ゴールドバーグの代表作でしょうか。 印象が強すぎました。 しがないクラブ歌手が、殺人を見てしまい、身を隠すために修道院に匿われることになり・・・のお話です。 歌で人は笑顔になれるんですね。 歌って凄いですよね。

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  • ショートショート ☆ピンとキリ☆ | fic-tion world

    ある男がある事に気が付いた。 最強な精神力を持っている集団の事を。 「これは、きっとみんなの役に立つに違いない。精神力が強い事はすばらしい事だ。」 男はその集団を調査する事にした。 するとその集団の行動の共通点が見えてきた。 1、人のお金を自分のお金だと思ってる 2、自分は特別な存在だと思ってる 3、優先順位がつけられない 4、謝罪はいつも想定外 5、自分の為に規則を作る 6、周りが見えない 7、悪い事をしたら、逃げる 8、勝手耳 9、都合の悪いものは無くす 10、嘘は当 「行動は最悪だな。」男はつぶやいた。 おしまい ※このお話はフィクションです

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  • 真面目なのか…な? | fic-tion world

    僕はいつものように学校から帰ってきてお兄ちゃんちに行く。 「そういえばね、美姫さん 自分のこと『思春期かも~』って言ってたよ。」とお兄ちゃんに僕は報告する。 「母さん、思春期終わってないのかもな。大人って感じもしないし。」とお兄ちゃんが笑う。 と急にお兄ちゃんが何か思い出したらしく 「ショウ。反抗期は気をつけろよ。」と僕に言った。 「いや、反抗もしたくなるよ。」と僕が言うと 「絶対に後悔するぞ。」とお兄ちゃん。 「何で?」と僕が聞くと 「母さん、兄ちゃんが反抗期の時に何したと思う?」とお兄ちゃん。 「何だろう?」僕は頭をかしげる。美姫さんの行動は予測がつかないから全くわからない。 「兄ちゃんがイライラしていると『あら、イライラしているのね。』って言ってな。『こうちゃんに甘いお菓子を買ってきてもらおうね。』って言ったり、イライラしているのをあたたかい眼差しで見ていたり……。」とお兄ちゃん。

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  • ココロに潤いを。 | fic-tion world

    学校から帰るといつものごとく、美姫さんが 「おかえり。ショウ。あのね、聞いて!!」と言ってきた。 僕は心が湖のように広いので 「どうしたの?」と聞いてあげる。 「私、思春期かもしれない!!」と美姫さん。 はあ?意味不明。でも、まだ心の湖の水は池ぐらいあるから「どういう意味?」と聞いてあげる。 「最近ね、今までイライラしなかった事に物凄くイライラしたり、口ひげが今までなかったのに、濃くなった気がするんだよね。体型も変わってきたし。声も低くなってきているような気がする。」と美姫さん。 「それ、思春期じゃなくて更年期。」思わず、音が出る。 僕の心の湖は、一瞬のうち乾いてしまったようだ。 すると美姫さんが「ショウの方こそ、イライラしちゃって更年期じゃん。」とひとこと。 僕のは、思春期。 おしまい

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  • 詐欺師って…。  映画ポイント 【カラスの親指 】 | fic-tion world

    カラスの親指 【公開】2012年(日映画) 詐欺師の話です。 詐欺師がヤクザに復讐を計画するのですが、結末はいかに。。。 この映画のポイントは【家に帰るまでが遠足です】

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  • アイアムゴッド | fic-tion world

    お兄ちゃんとコンビニで買い物をしてる時、レジの方から怒鳴り声が聞こえてきた。 店員さんがペコペコと頭を下げている。 「変な人がいるね。」と僕がお兄ちゃんに言うと「怒鳴る事ないのにな。」とお兄ちゃん。 僕は気になりチラチラみていると、話がついたのか「お客様は神さまだろうが。」とオジさんが捨て台詞を言い、コンビニを後にしようとしていた。 「良かった~。出て行ったね。」と僕がお兄ちゃんに話すと、何故かお兄ちゃんの目がキラキラしていた。 いやな胸騒ぎがする。 「急げ。ショウ。買い物は後からだ。」とお兄ちゃん。 僕は訳もわからず、手に取ってた商品を急いで棚に戻し、お兄ちゃんについて行く。 「あの、すみません。」とお兄ちゃんが歩いていたさっきのオジさんに声をかける。 「はぁ?」オジさんが振り向く。ギロリと睨まれる。僕はビクッとするが、お兄ちゃんは怯まない。 「神さまなんですよね。」とお兄ちゃんが言い出

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  • 予言を信じますか?! | fic-tion world

    今日、クラスの女子が【予言】の話をしていた。 「美姫さん。予言って信じる?」と僕が聞く。 「予言?それって美味しいものがべれるとか?」と美姫さん。 違うよ。 「未来に良くない事が起こるって予言だよ。」と僕が言うと 「あぁ、そっちの方ね。」と美姫さん。 いつも思うけど、そっちってなに? 「ショウ。その予言を言っているのは人だよね。」と美姫さんが僕に聞く。 「多分…。昔の人だと思うよ。」と僕が言うと 「じゃぁ、信じない。」と美姫さんはきっぱりと言った。 「何で?」と僕。少しびっくりした。 信じない人がいるんだ。 「神さまだったら信じるよ。だって、神さまは人じゃないからね。まぁ、例えばだよ。私が予言者だとしたら、ショウの子どもやその子ども達が不幸になるような事は絶対に言わない。もしかしたら、忠告はするかもしれないけど、解決策まで予言する。だってさ、絶対に嫌だもん。私の子孫とか知り合いが不幸にな

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