タイトルを読み違えないように注意されたい。「キリンに食べられた」のではなく「キリンを食べた」のである。前に当ブログで取り上げた例外的な事故を別として、キリンが人を襲うことはない。 南アフリカ共和国リンポポ州のウォーターバーグ地区で、ある農場主が自分の農場でキリンを飼いならそうとしていた。しかし、キリンは病気にかかり、回復の望みがないまでに衰弱してしまった。そこで、8月26日(金曜日)のこと、彼はやむなくキリンを射殺することにした。 南アフリカでは、キリンの肉を食べること自体、そんなに珍しくはない。だが、病気で衰弱したキリンである。農場主は、キリンの死体を焼却して、どこかに埋めるように使用人たちに指示を出した。 使用人たちは、嬉々としてキリン肉を家に持ち帰った。うち1人の使用人の家では、その日のうちに、キリン肉を調理し、近所の人たちも招いてキリン・パーティを開いた。死亡した少女も、招かれたう