富士通は7日、米インターネット検索大手グーグルの基本ソフト(OS)「Android(アンドロイド)」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)をNTTドコモ向けに投入する計画を明らかにした。富士通が同OSを搭載したスマートフォンを発売するのは初めてで、2011年度の市場投入を目指す。海外市場への本格参入の足がかりとしても活用する。 【写真】アイフォーンに対抗、スマートフォン新機種続々 富士通は現在、スマートフォンを製品ラインアップに持っていない。ただ、日本市場でもスマートフォンの販売が伸びており、IT調査会社のMM総研によると国内の全携帯電話に占めるスマートフォンの割合は08年度の3.1%から10年度には7.7%に達する見込み。富士通は、成長著しいスマートフォンをラインアップに加えることで国内需要の取り込みを狙う。 富士通が開発しているアンドロイドOS搭載機は、スマートフォンの中でも