8日午後3時に「お気持ち」=天皇陛下、ビデオ形式で表明-生前退位めぐり・宮内庁 宮内庁は5日、生前退位の意向を周囲に示している天皇陛下が、象徴としての務めについてのお気持ちを8日午後3時からビデオメッセージの形で表明されることが決まったと正式発表した。国民に広く伝えたいという陛下の意向を受けて行われるという。 ご意向公表後に本格検討=政府、世論動向見極め-生前退位 陛下がビデオメッセージを発表するのは、2011年の東日本大震災の5日後に行われて以来、2回目となる。 同庁によると、映像は約10分間で、象徴天皇としてのあるべき姿や、今後の公務についての考え、82歳の今の体調や加齢の影響などに言及するとみられる。 生前退位の実現には皇室典範改正などが必要だが、憲法4条は「天皇は、国政に関する権能を有しない」と定めており、陛下の発言によって政治的な影響が出ないよう、退位に関する直接的な言及は