誕生日を迎えた。すっかりもうおっさんと言われてもおかしくない歳になってしまった。ただ、別に歳を重ねること自体が嫌だとか、恐怖だとかはない。もちろん、歳を取ることによって病気になりやすいとか、体力が衰えていくだとか、そういうのは嫌ではあるのだが。しかし、それよりもおれが一番嫌、というか恐れていることは「自分が老害になっているのではないか」という点である。 老害という言葉はあくまでネットスラングであり、あまり書いたり言ったりするもんじゃないとは思うけれど、とにかくだ。そのように呼ばれたりするには様々な要素があるのだが、やはり「ああはなりたくないな」と思われる存在である。ただ、一方で自分が過去「こうなりたくない」と思っているような人物が持つ要素を徐々に持ち始めているな、という自覚はある。というか、そもそも「こうなりたくない」と感じるのは、自分の中にそういう部分があるからだろうなあ、と思う。まあ、