2017年5月27日2022年5月16日 サロマ湖に沈む夕陽 栄浦から撮影(2008年) 今回はサロマ湖の話をしたいと思います。 サロマ湖が何県にあるかご存じですか? そう、北海道です。 オホーツク海沿岸の紋別市と網走市の真ん中ぐらいにある巨大な湖がサロマ湖です。面積は約152k㎡で、北海道で最も大きな湖であり、日本全国で見ても、琵琶湖・霞ヶ浦に次いで3番目に大きな湖沼です。周囲長は87 km。残念ながら湖の一部が海とつながっているので、その周囲をクルマで一周することは出来ません。そうです、この湖は、一部が海とつながっているのです。ここが今回の話のキモです。 少し地理を勉強した方なら、この形状を見ればわかると思いますが、サロマ湖は典型的な潟湖(せきこ)またはラグーンと呼ばれる地形で、元は湾だった部分が、砂州の成長によって閉じられた湖なんですね。 一昨年に書いた記事でも紹介しましたが、単なる