安倍総理大臣は通常国会が事実上閉会したことを受けて記者会見し、安全保障関連法について、「地域の平和と安定を確固たるものとするもので、多くの国々から支持されている」と述べ、引き続き、国民に丁寧に説明していく考えを示しました。また、来月行う内閣改造で、誰もが活躍できる『1億総活躍社会』の実現に向けて、担当大臣を新たに設置する意向を表明しました。 そのうえで、安倍総理大臣は、「私も含めて、日本人の誰一人として戦争など望んでいない。『戦争法案』といったレッテル貼りを行うことは、根拠のない不安をあおろうとするものであり、全く無責任だ」と述べました。 そして、安倍総理大臣は、「もし『戦争法案』であるならば世界中から反対の声が寄せられるだろうが世界のたくさんの国々から支持する声が寄せられている。国民の皆様の理解がさらに得られるよう、政府としてこれからも丁寧に説明する努力を続けていきたい」と述べました。