小1の娘の参観日でのこと。 「今から大事な話をします。 1回しか言わないよ。 同じことは二度と言わないからね」 担任の先生のその呼びかけに 子どもたちはまじまじと耳をかたむけていて、 後ろで見ていた私はというと ぎくっとしていたのです。 1回しか・・・ 1回きいたくらいじゃすぐ忘れてしまう私には、 小学生は務まりそうにないなぁ。 「わるいことしたら廊下にたたされるねん」 と娘が学校での様子をおしえてくれたときには、 ぎょっとしました。 「えぇぇ、廊下に⁉ わるいことってどんなこと?」 娘は少し考えてから、 時間におくれたりとかかな、と。 「なるほど、それはよくないね」 と苦笑い。 廊下かぁ。 夏は暑いし、冬は寒いし、 春先だってまだ冷えるだろうなぁ。 貧血もちで冷え症の私には、 やっぱり小学生は務まりそうにない。 「先生こわい?」 ときくと、娘はくくくっと笑って 「うん、まぁ、こわいかな