宗教の話ではあるが、宗教の話ではない。 キリストだなんだのとそういう話ではなく、ある好きなコンテンツ制作者に対しての、態度の話である。小説にしろマンガにしろ、そうした「作品」は大抵の場合決まった値段で売られているが、実際的には「その人しか生み出せない独占的商品」なのであって、買う人がいるのならば一作5万円などの値段にしても、問題はない。ただ実際には「その人にしか書けない、超絶オリジナリティの作品」というのは滅多になく、そういうことはあまりおこっていないようだ。となんか話の枕に適当なことを話してしまったがこの後の話とはあんまり関係がない。 ある作品を我々が面白いと感じるのは、クールに作品を分析していった先にあるかといえば、そうではないことがほとんどだろう。体験した、まさにその時に多幸感や体温の上昇に伴った何らかの興奮、感情の動きを感じ、そのあとに事後的にいまのはいったいなんだったのだろうかと
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