人生100年時代。すっかり浸透してきた言葉である。これは、ロンドンのビジネス・スクール教授であるリンダ・グラットン氏、アンドリュー・スコット氏によって提唱された言葉であり、書籍『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)はベストセラーとなりました。 医療の発展などによって寿命が延び、先進国においては2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる時代が到来するとし話題となったのです。これまでは、ざっくり学校20年、仕事40年、その後の20年…の人生設計がありましたが、今後は100年間生きることを前提に人生を設計する必要があるのです。なかでも、「その後」の部分が注目されそうで、再就職や学びなおし、旅行、趣味といったものにあてる時間が長くなりそうです。