先日、細田守さんの監督作品の『バケモノの子』を観てきました。 元々、『時をかける少女』も『サマーウォーズ』も『おおかみこどもの雨と雪』も映画館で観てきましたし、いつか観に行こうかなと思っていたところ、タイミングよく、離婚して息子さんの親権を失った男性から「バケモノの子を観て、こんなのが親子の話なんて納得できませんでした。モヤモヤしたので是非観てきて下さい」と依頼がありました。(この男性が親権を失ったタイミングがよかったわけではありません。) ということで、今回は、親子の物語ということに焦点を置いた『バケモノの子』のレビューをします。ストーリー自体にはそれほど触れないので、公開情報以上のネタバレ要素は少ないと思いますけど、未見の人はご注意ください。 (C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS ストーリー概要 親子の物語というとで、関係しそうなあらす