例年は夏と冬に分けてBDレコーダーの新製品を発表していた同社だが、今年は春の製品リリースを見送り、代わりにソフトウェアアップデートを提供した経緯がある。そのため今回はエントリーからフラグシップまで全7機種が一挙に登場。フラグシップモデルの「BDZ-EX3000」を除き、デザインを一新した。 チューナー数(同時録画数)や内蔵HDD容量は2011年モデルを踏襲しているが、USB外付けHDDを利用する際の制約をほぼなくしたほか、テレビ番組のメタデータを活用して“頭出し”などを可能にする新機能「もくじでジャンプ」の追加、スマートフォンの「Xperia」や同社製タブレット端末に無線LAN経由で録画番組を転送する「ワイヤレスおでかけ転送」など、使い勝手重視の機能追加が行われている。また3チューナーを搭載する上位3機種には無線LANを内蔵した。
今年は薄型テレビもBDレコもモデルの切り替えが早い。開催中の冬季五輪バンクーバー大会に、夏のW杯南アフリカ大会と続くイベントイヤーであることに加え、いよいよ地上アナログ放送終了まで1年あまりとなる本年は、年明け早々各社から新製品発表が相次いでいる。まずは、前モデルの発売から半年で早くもモデルチェンジを行なったソニーのBDレコ「BDZ-RX105」(3月6日発売予定/予想実売価格 15万8000円前後)を取り上げる。 今回は最上位モデルの「BDZ-EX200」だけが販売継続で、レギュラーモデルと言える「BDZ-RX105/RX55/RX35/RS15」がモデルチェンジされた。最大のポイントは、最長10倍となったMPEG4 AVCの長時間録画。このほか、使い勝手の点でもいくつかの改善が加えられている。 また、Wチューナーの普及価格モデル「BDZ-RX35」(予想実売価格 9万9800円前後)は
“ブルーレイDIGA"新モデルがパナソニックから相次いで発表された。「Blu-ray 3D」の再生に対応した「DMR-BWT」シリーズ3機種(関連ニュース)、そして2D再生に限定されるものの、確実な機能・性能のブラッシュアップを果たした「DMR-BW/BR」シリーズ4機種(関連ニュース)だ。 この中で当サイトの読者がもっとも興味を持っているのは、実質的にBW970の後継機と位置づけられる「DMR-BWT3000」ではないだろうか。3D再生機能に目を奪われがちだが、2Dの再生品位も確実に向上させている。 とは言え、BWT3000と下位機種は、仕様が共通している部分も多い。この記事では、ニュースリリースや公式サイトには載っていない細かな情報も交えながら、ブルーレイDIGAのクオリティ面の進化についてお伝えしていく。 ■「色の解像度」がさらに高まった まずは色信号の帯域を高める「新リアルクロマプ
三菱の「REALブルーレイ」は、パナソニックやソニー、シャープと比べると、シェアや知名度では劣るものの、独自に工夫された操作や録画・再生の便利機能の充実など、かなり独自性の強いモデルとなっている。特に初心者でも手軽に使えることを重視した簡単操作は見逃せないところ。 BDレコーダー特集でも他社比較という形で紹介したが、今回は最新の「DVR-BZ330」について、その初心者に優しい使い勝手の数々をもう少し掘り下げてレポートしたい。 懐に優しい価格設定 REALブルーレイは、BDドライブやMPEG-4 AVCエンコーダーといった基幹パーツを他社から供給を受け、そこに自社オリジナルの操作メニューや独自機能を盛り込む形で製品化している。初代機や2世代機は機能的にも十分でコストパフォーマンスは高かったものの、独自の魅力はやや乏しいものだったが、今年の春に登場した「DVR-BZ130」でその印象を大きく
三菱は「安心型」と「発掘型」 現在、デジタル放送で1週間に放送されている番組の数は2万以上。番組の情報は膨大になり、好みの番組が放送されていることを知らず、後で残念に感じたりすることも多い。そんな時代の強い味方が、レコーダーの自動録画機能だ。 しかし、一口に自動録画といってもメーカーによってアプローチはさまざま。録画予約のミスを防ぐことを主目的にしたものもあれば、アグレッシブに録りためるもの、ネットワークを活用するものなど、それぞれに特徴がある。 三菱電機の「おすすめ自動録画」は、「安心型」と「発掘型」という2つの動作モードを用意しており、いずれか一方、あるいは両方を組み合わせて使うことができる。安心型は、ユーザーの“予約忘れ”を防ぐことを目的にしていて、シリーズもので録画履歴があるのに次回の予約が行われていないものなどを見つけて自動的に録画してくれる。 一方の発展型は、過去の録画履歴や再
改めて各モデルの予約操作を眺めると、ますますシンプルになっていることが分かる。例えば三菱電機は、EPG(電子番組表)から目的の番組を見つけたら、1回ボタンを押すだけで予約が完了。従来は番組詳細や録画設定の画面を挟むのが一般的だったが、予約のたびに録画モードなどを選ぶ人は少ないと判断、操作ステップを削減した。またパナソニック機も、番組表で目的の番組を選択した状態でカラーボタンの「赤」を押すと一発で予約が完了する「簡単予約」を備えている。 三菱電機は、DVR-BZ130から新リモコンを採用してシンプル操作を訴求。リモコンの中央に、赤い「予約する(番組表)」と青い「見る」ボタンが大きく配置され、もはや操作に迷いようがない。録画モードの変更を行う時などのために「詳細予約」専用ボタンを別に設けるなど、レコーダーに慣れている人の操作フローも考えている “かんたん”関連の機能では、ソニーが「らくらくスタ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く