IE7 の標準準拠モードでは CSS で position プロパティの fixed を解釈してくれるようになった。そして、IE6 のジレンマだった XML 宣言を含んだ XHTML 文書を後方互換モードで扱ってしまうバグも修正された。つまり、IE 7 からは valid な XHTML に対して position: fixed を始めとした標準準拠モードによる多くの恩恵を望むことができる。 ところが、これらの条件を満たしているにもかかわらず position: fixed を設定した要素が、viewport に固定されない。CSS の記述ミスを疑ったけれど、結局のところ原因は IE7 ( Beta 2 ) のバグだった。 XML 宣言の認識にバグがあり、XML 宣言の書き方によっては後方互換モードになってしまうのだ。具体的には、XML 宣言が "<?xml " で始まっていなければ後方互