首都大に来てからというもの、仕事に関する価値観を変えようと思っていて、その一つに論文の評価というものがある。自然言語処理分野では、というか、広く情報科学分野では、査読付き国際会議や査読付き論文誌で研究成果を発表するのが一般的で、基本的には査読を受けない研究成果は業績にカウントされない。そこで業績にカウントされるよう研究成果を論文にまとめて投稿するわけだが、最近は投稿した論文が(将来にわたって)どれくらいインパクトがあるか? ということを考えるようになってきた。トップカンファレンスで論文を発表するのもよいが、実際にみんなが読んでリファーしてくれる論文を書くべきだという意識になっている。メジャーな国際会議で発表すればするほど、読まれてリファーもされやすくなるので、基本的にはより難関の国際会議で発表する、という戦略になる。 論文がリファーされているかどうかを確認する一つが例えば Google S