今週3月28日、ロンドン刑事裁判所は、任天堂に対するネットワーク不正アクセスなど複数の罪で起訴されたZammis Clarkに対し判決を下した。24歳のClarkは過去にセキュリティソフト会社Malwarebytesで研究者として働いており、オンライン上ではSlipstream、Rayleeといった名でも知られていた。裁判で罪を認めているものの、悪意あるハッカー(クラッカー)Clarkは、実刑を免れた。 海外メディアThe Vergeによれば、ClarkはVPN(仮想プライベートネットワーク)サーバーを経由して任天堂のサーバーへアクセスしたとされている。Clarkは、任天堂のサーバー上にウェブシェル(WebShell)を設置する手口でデータを盗み出したようだ。悪意のある侵入者は、ウェブシェルを設置することで、サーバーのアクセス権を獲得および維持することが可能になり、バックドアとしていつでも
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