Linux Terminal Server Project(LTSP)は2月17日、約2年ぶりの新バージョンとなる「LTSP 5.2」を公開した。ディスプレイマネージャの「LDM (LTSP Display Manager) 2.1」とリモートファイルシステムの「LTSPfs 0.6」も同時に公開されている。これらはUbuntuの次期バージョンであるUbuntu 10.04(コード名"Lucid Lynx")でパッケージとして提供されるほか、Debian、Fedora、Gentooといったメジャーなディストリビューションに対応したパッケージ化も行われる予定だ。 LTSPは1台のサーバマシンに複数台のシンクライアントを接続し、同時に使えるようにするアドオンパッケージで、教育現場などで多く導入されている。学校で使うことを念頭に開発されているEdubuntuはアーキテクチャにLTSPを採り入れて