PulseAudioは、Ubuntu 8.04から標準採用されている「音を扱うための仕組み」で、それまで使われていたものに比べて非常に高度なことができるようになっています[1]。 今回のレシピでは、PulseAudioの基本的な機能から、ネットワーク経由で音を配信する機能までを紹介します。 アプリケーションごとの再生音量の変更 Ubuntu 9.10では、画面右上の通知領域に表示されているスピーカのアイコンを右クリックして[サウンドの設定]を選択するか、[システム]-[設定]-[サウンド]でPulseAudioに関する設定ができます。 PulseAudioの機能として挙げられる代表的なものが、[サウンドの設定]の[アプリケーション]タブで、アプリケーションごとの音量をPulseAudio側で一元的に管理できることです(図1)。 筆者は、Flash Playerを使用した音楽ストリーミ
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