生徒全員がプログラミング学習。ビジネスプランを考え、アイデアを実行する。それは、教科書をなぞるだけの受身の授業とは全く異なる、新しい授業のカタチ。仕掛け人は、メディア業界出身の先生。型破りな教育手法の裏には、「生徒たちが生きていく未来」に向けたまなざしがあった。 会社員から教員に転身。異色のキャリアで挑む、攻めのICT教育 品川女子学院に、型破りな教育手法を実践している先生がいる。 情報科教員、竹内啓悟先生だ。彼の授業では教科書をほとんど使わない。教室の前に立って講義もしない。竹内先生はオリジナルの動画教材を準備し、生徒たちは自発的に学習を進め、不明点があれば自ら手を上げて先生を呼ぶ。 プログラミング学習だけでなく、生徒たちは1人1つのビジネスプランの作成に取り組み、プロのクリエイターなどを招いた特別講座も用意されている。一風変わった授業を仕掛ける、竹内先生の想いとはー。 「生徒たちが卒業