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2024年2月16日のブックマーク (2件)

  • 印税の誤解が広まる前に|紅林 直

    まず印税10%の誤解ですが 多くの方は素人なので分かりにくいと思いますので 紙の単行と電子にわけて話をします。紙の単行の話から 雑誌に掲載されまとめられたものを200P前後で販売するものを 漫画では単行と呼びます。 リミックスと呼ばれたりコンビニ と呼ばれるのが廉価版になります。 廉価版とはお求めやすい価格になった サイズや紙の品質を落としたです。 小説は ハードカバーが単行に相当し 文庫が廉価版になります。 僕たちがよく読む文庫は廉価版になります。 世間で言われている安いという印税10%ですが 安くはないのです。 社会経験者なら分かる数字ですが 世間を知らない人だと安く感じるのです。 各社実は数字が違います。竹書房は紙は初版8%、重版分から10%ですし 名前は言えませんが少なくない数の出版社が 売り上げ分の印税しか払わない会社も存在します。 刷った分の10%が業界で統一さ

    印税の誤解が広まる前に|紅林 直
  • 商業連載と個人連載の差【私見まとめ】|矢野トシノリ(漫画家)

    まえがきこんにちは。漫画家の矢野トシノリです。 今は特定の出版社で連載せずにSNSで個人連載して生活してる漫画家です。この文章は最近知り合った新人の子に向けた内向けの文章なのですが、昨今の問題から迷う人に少しでも指針になればと思い公開することにしました。 あくまで私見と伝聞によるものですが 一応商業での連載(商業単行発刊15冊)、個人での活動を続けている プロ活動歴15年の感覚なので参考にしていただければ幸いです 商業連載と個人連載の違いお金編【原稿料】 商業…1ページ8000円〜10000円が平均 最近では高額化の傾向。 個人…0円 当然ながら描いただけではお金にはならない。 【収入源】 商業…上記の原稿料+単行印税(価格の10%) 大手だと電子の単話売り、広告費などもあるが 基は上の2つのみ。 会社から支払われる。 原稿料はアシスタント代に消えることが多いので 実際のところ単行

    商業連載と個人連載の差【私見まとめ】|矢野トシノリ(漫画家)