西暦2007年12月17日 ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』を読んだ サヴァン症と自閉症アスペルガー症と共感覚をもつ、ダニエルの書いた本。ダニエルはわたしの二つ上。 この本を買おうと思った一番のきっかけは『共感覚』。共感覚は誰にでも本来備わっているものなのだけれど、ダニエルのようになにがしかの障害をもっている人のほうが顕著に現れたりするらしい。わたしも小さい頃、ある種の匂いを嗅ぐと色が見えた。今でも見える色ってあるけれど、小さい頃よりは減った気がする。いろんな肉体感覚や触覚を表現することばを自分で作って、ひとに「なにそれ、わからん」と言われることも多々あるけれど、それって、ダニエルがことばを作っているのに近いのかな、とかも思う。考えて見ると、きっと宮沢賢治とか、オノマトペを多用した作家も、いろんな共感覚をもっていたんじゃないかと思う。それから、オーラがみえるとか言う人がいる
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