【マレーシア】クアラルンプールからの報道によると、マレーシア内務省は8日、インド、バングラデシュからの労働者受け入れを中止したと発表した。今回の措置は、同国で最近インド系住民による大規模デモが発生したことと関連があるとみられる。 禁止措置は昨年12月31日に発効した。現在マレーシアにいる両国出身の労働者も就労許可の更新を認めない。また、単純労働者だけでなく、専門職も対象とする。 マレーシアでは11月末にインド系住民が、過去に英植民地政府によって移住させられ、マレー半島で過酷な労働を強いられたとして、大規模デモを行ったが、矛先が次第にマレー系優遇政策を取るマレーシア政府に向いた。最近はインドのムカジー外相がマレー系住民を優遇する政治体制に公然と異を唱えるなど、外交摩擦にも発展していた。マレーシアには現在人口の7%を占めるインド系住民がいる。
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