国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の宇宙輸送船「こうのとり」について、文部科学省は機体を改良し、現在200億円程度かかっている製造や運用にかかる費用を半減させることになりました。 この「こうのとり」について、文部科学省は物資の搭載能力は変えずに改良を図り、製造や運用にかかる費用を現在の200億円から100億円程度に半減させることになりました。 改良は主に構造設計の見直しや部品の数の削減、システムの効率化などで行われ、機体を軽量化するということで、平成32年ごろの完成を目指します。 文部科学省は、この計画が国の宇宙政策委員会に認められれば、関連の費用を来年度予算の概算要求に盛り込む方針です。 日本は昨年度までに、国際宇宙ステーションの運用に8600億円余りという巨額の経費を支出していて、そのうちの3分の2を物資の輸送が占めているため、「こうのとり」の改良により宇宙ステーションの運用費用の削
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