自在に緩ませ、5弦すべてでコード弾きできるヴァイオリンの弓が発売2020.03.05 07:0018,796 岡本玄介 弓だけでなく音楽にも柔軟性を。 1500年代に今の形になってから、ずっと変わらぬままだったという楽器、ヴァイオリン。それは弦を弾く弓も同じでした。しかし近代になり、親指の操作で馬毛がダランと弛む弓が作られたことで、これまでせいぜい2本しか同時に弾けなかった4弦もしくは5弦すべてを一気に弾けることになりました。かつては認められなかったというマイナーな弓だったのですが、これは商業化しようと再発明した男性が現れました。 湾曲した指板の形状に合わせるこの弓は、考案者のチャーリー・マッカーシーさんにより「Polycorde Bow」と名付けられました。ヴァイオリンの弓が、2本か、頑張っても3本しか同時に弦を奏でられないのは、指板が湾曲しているからです。しかし弓をその湾曲に合わせれば
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