絵画「Ecce Homo(この人を見よ)」のオリジナル(左)、「修復」前(中央)、「修復」後。スペイン・ボルハの教育センターが公開(2012年8月22日提供)。(c)AFP/CENTRO DE ESTUDIOS BORJANOS 【8月19日 AFP】(写真追加)スペインの小さな町で、夫に先立たれた老婦人が教会のイエス・キリストのフレスコ画を修復した結果、あまりにひどい出来上がりに世界的な笑いの種になる出来事が、かつてあった。 「修復」された絵画は、漫画風な目で描かれた顔色の悪いサルのようで、口はゆがんだ染みのようだ。 この出来事から数年がたち、セシリア・ヒメネス(Cecilia Gimenez)さん(85)に対する評判は一転した。ヒメネスによって修復されたキリストのフレスコ画「Ecce Homo(この人を見よ)」を一目見ようと、スペイン北東部ボルハ(Borja)の教会には人々が押し寄せ、